- 魚を食べる機会が少ない
- オメガ3を効率的に補給したい
- オメガ3を摂取したいけどカロリーが気になる
オメガ3は身体に必要な必須脂肪酸の一つ。しかし、食品だけで必要な量を摂取するのは難しいもの。不足しがちなオメガ3は、サプリメントで補うのがおすすめです。
この記事では、おすすめのオメガ3サプリを紹介します。記事を読めば、あなたにぴったりのオメガ3サプリが見つかります。
オメガ3とはDHA・EPAなどの必須脂肪酸の総称
オメガ3とは、必須脂肪酸であるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)、α-リノレン酸の総称。n-3系脂肪酸、n-3系多価不飽和脂肪酸とも呼ばれます。エネルギー源として使われたり、体をつくる材料になったりする生命維持に欠かせない栄養素です。
必須脂肪酸は体内で作り出せないため、食事から摂取する必要があります。DHA・EPAは青魚に、α-リノレン酸はアマニ油やエゴマ油などに多く含まれています。
» オメガ3が含まれる食品
日本人の食事摂取基準(2020年版)による、オメガ3の1日摂取目安量(g)は以下の通りです。
男性 | 女性 | |
18~49歳 | 2.0 | 1.6 |
50~64歳 | 2.2 | 1.9 |
妊婦 | ー | 1.6 |
授乳婦 | ー | 1.8 |
魚やアマニ油、エゴマ油などの植物油から積極的にオメガ3を摂取しましょう。不足する分はサプリで補うのがおすすめです。
オメガ3サプリの選び方
オメガ3サプリの選び方には、以下7つの方法があります。ポイントを押さえ、自分に合ったサプリを選びましょう。
- オメガ3の含有量で選ぶ
- 低温製造・非加熱のものを選ぶ
- 製品の酸化防止対策しているものを選ぶ
- 安全性で選ぶ
- サポート成分で選ぶ
- 価格で選ぶ
- 飲みやすさで選ぶ
オメガ3の含有量で選ぶ
オメガ3サプリを選ぶ際は、含有量を確認しましょう。商品によって含有量が大きく異なるからです。オメガ3サプリの含有量は、約100~3,000mg(1日あたり)のものが多いです。
厚生労働省によるとオメガ3の1日摂取目安量は18~64歳の男性で2,000~2,200mg。18~64歳の女性で1,600~1,900mgです。オメガ3は食事からも摂取できるため、不足する分をサプリで補給するのがおすすめです。
» オメガ3が含まれる食品
低温製造・非加熱のものを選ぶ
オメガ3サプリは、低温製造や非加熱のものを選びましょう。オメガ3は熱を加えると酸化しやすいからです。オメガ3サプリを選ぶときは、低温製造・非加熱・低温抽出などの記載があるかチェックしましょう。
製品の酸化防止対策しているものを選ぶ
オメガ3サプリは、製品の酸化防止対策しているものを選びましょう。オメガ3が酸化すると、体に悪影響を与える恐れがあります。オメガ3の酸化防止のため、以下の成分が配合されているサプリがおすすめです。
- ビタミンE
- アスタキサンチン
- セサミン
- リコピン
製品の酸化防止のためには、パッケージの工夫も大事です。遮光できるボトルやパウチ、空気に触れる機会を最小限にするための個包装など。真空状態で低温抽出する方法は、酸化を大幅に防げます。メーカーが製品の酸化を防ぐためにどのような対策を講じているか、チェックすることも大切です。
安全性で選ぶ
オメガ3サプリを選ぶときは、安全性を確認してください。安全なサプリでなければ、安心して飲めないからです。安全か判断するための指標として、GMP認定マークが付いているかチェックするのがおすすめ。
GMPとは、原材料の仕入れから製造・出荷までの流れにおいて一定の品質が保たれるための基準のこと。GMP認定マークは、厳しい品質基準をクリアしたサプリだけに表示されます。オメガ3サプリは、GMP認定マークが付いたものを選びましょう。
サポート成分で選ぶ
オメガ3サプリを選ぶとき、サポート成分にも注目しましょう。オメガ3以外の成分も配合されていれば、複数の栄養素を一度に摂取できて効率的です。サポート成分には、以下のようなものがあります。
- ナットウキナーゼ:納豆のネバネバに含まれる成分
- ポリフェノール:植物に含まれる苦味や色素の成分
価格で選ぶ
オメガ3サプリは、価格で選びましょう。無理のない価格でなければ、継続して飲めないからです。オメガ3サプリの価格相場は、1ヶ月分が300〜2,000円程度。高いものでは6,000円近くするサプリもあります。
しかし安さだけでサプリを選ばないでください。安くても飲みづらかったり、体に合わなかったりする可能性もあります。自分に合っていて飲みやすく、手を出しやすい価格のオメガ3サプリを選びましょう。
商品によってはお試し価格が安いものや、定期購入で割引されるものもあります。気になるオメガ3サプリがあったら、公式サイトをチェックしてみましょう。
飲みやすさで選ぶ
オメガ3サプリは飲みやすさで選びましょう。嫌なニオイがしたり、粒が大きくて飲みづらかったりするとストレスになります。
魚由来のオメガ3を使用しているサプリは、魚のニオイがする場合もあります。魚が苦手な人は飲みづらい可能性も。1粒が大きかったり、1度に2粒以上飲まなければならなかったりすると飲むのがおっくうになります。1粒が小さく、1回に飲む個数が少ないサプリを選びましょう。
オメガ3サプリの形状には、ソフトカプセルとグミタイプがあります。ソフトカプセルはつるんと飲み込めるのがメリット。ニオイが気になる人や粒を飲み込むのが苦手な人は、おやつ感覚で摂取できるグミタイプがおすすめです。
おすすめのオメガ3サプリを徹底比較
機能性表示食品
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2つの機能性関与成分を配合した「DHA&リコピンの恵み」。DHA・EPAのほか、リコピンを配合したオメガ3サプリです。リコピンには血中LDL(悪玉)コレステロールを低下させる機能が報告されています。234種類の植物エキスや6種類の和漢成分も配合された贅沢なサプリです。
当記事におけるオメガ3サプリとは、必須脂肪酸であるDHAやEPA、α-リノレン酸などを配合するサプリメントのことです。
商品 | DHA&リコピンの恵み | Rimenba | DHA&EPAオメガプラス | オメガ3-DHA&EPA&α-リノレン酸サプリ | ナウフーズ ウルトラオメガ3 |
価格(税込) | 980円 | 4,298円 ※全額返金保証あり | 1,666円 | 540円 | 2,163円 |
内容量 | 約30日分 | 約30日分 | 約30日分 | 約30日分 | 約30日分 |
1日当たりの価格 | 33円 | 143円 | 56円 | 18円 | 72円 |
分類 | 機能性表示食品 | サプリメント | サプリメント | サプリメント | サプリメント |
オメガ3の含有量 | DHA125mg、EPA11mg | DHA428.7mg、EPA102mg | DHA・EPA計857mg、クリアオイル(不明)、アマニ油(不明) | EPA96mg、DHA64mg、えごま油25mg、アマニ油25mg、クルミ油(不明) | DHA250mg、EPA500mg |
オメガ3以外の成分 | リコピン、234種類の植物エキス、6種類の和漢成分 | 葉酸、ビタミン7種類、イチョウ葉、プラズマローゲン、ノビレチン | アスタキサンチン、鮫肝油スクワレン、生姜オイル | ビタミンE | ビタミンE |
製品の酸化防止対策 | 記載なし | ビタミンE | ビタミンE | ビタミンE | ビタミンE |
安全性 | 国内GMP認定工場で製造 | 国内のGMP認定工場で製造 | 国内GMP認定工場で製造 | 国内のGMP認定工場で製造 | 適正製造基準(GMP)品質保証 |
おすすめな人 | コレステロールが気になる | 幅広く栄養を補給したい | DHA含有量と1袋の価格重視 | 良質な脂質をたっぷり摂取したい人 | 魚の臭いが苦手な人 |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
DHA&リコピンの恵み
機能性表示食品
2つの機能性関与成分を配合!
980円(税込)
2つの機能性関与成分を配合した「DHA&リコピンの恵み」。DHA・EPAのほか、リコピンを配合したオメガ3サプリです。リコピンには血中LDL(悪玉)コレステロールを低下させる機能が報告されています。234種類の植物エキスや6種類の和漢成分も配合された贅沢なサプリです。
- 価格
- 通常価格5,373円(税込)のところ、定期購入なら約82%オフの980円(税込)でお試しできます。購入回数に縛りはありません。いつでも解約OKなので、安心してお試しできます。
- オメガ3の含有量
- DHA125mg、EPA11mg配合。
- オメガ3以外の成分
- 血中LDL(悪玉)コレステロールを低下させる機能が報告されている「リコピン」を配合。234種類の植物エキス、6種類の和漢成分を配合。
- 酸化防止
- 記載はありません。
- 安全性
- 国内GMP認定工場で製造。
- おすすめな人
- コレステロールが気になる人におすすめです。
Rimenba(リメンバ)
健康をサポートするオールインワンサプリ!
4,298円(税込) ※15日間の返金保証付き
医師が監修しており、令和のベストヒット賞サプリメント部門なども受賞※している「Rimenba(リメンバ)」。DHA・EPAやプラズマローゲンなどの主要栄養素が配合されています。配合されている栄養素数も20種類以上と圧倒的です。
※2020年度版「令和のベストヒット大賞」(総合出版社ミスターパートナー社)
- 価格
- 通常価格8,618円(税込)のところ、50%オフの4,298円(税込)でお試しできます。15日間の返金保証が付いているので、初めてでも安心してお試しできます。
- オメガ3の含有量
- DHAを428.7mg、EPAを102mg配合。
- オメガ3以外の成分
- 葉酸、ビタミン7種類、イチョウ葉、プラズマローゲン、ノビレチンを配合。
- 酸化防止
- 製品の酸化防止剤としてビタミンEを配合。
- 安全性
- 国内のGMP認定工場で製造。香料や着色料など6つの無添加。
- おすすめな人
- オメガ3以外にも幅広く栄養を補給したい人におすすめです。
DHA&EPAオメガプラス
豊富なオメガ3の配合量!
1,666円(税込)
DHA・EPAを計857mgも配合する「DHA&EPAオメガプラス」。オメガ3の含有量を重視する人におすすめのサプリメントです。豊富にDHA・EPAを含むにもかかわらず、低価格で販売しています。
- 価格
- 定期便は1,666円(税込)です。単品注文でも1,851円(税込)で購入できます。初月解約OKの定期便は2回目以降も同じ価格です。
- オメガ3の含有量
- DHA・EPAを計857mg配合。クリアオイル、アマニ油も配合しています。
- オメガ3以外の成分
- アスタキサンチン、鮫肝油スクワレン、生姜オイルを配合。
- 酸化防止
- 製品の酸化防止剤としてビタミンEを配合。
- 安全性
- 国内のGMP認定工場製造。トランス脂肪酸が発生しない製造方法を採用。
- おすすめな人
- オメガ3の含有量が多いサプリメントを選びたい人におすすめです。
オメガ3-DHA&EPA&α-リノレン酸サプリ
良質な脂質を摂取!
540円(税込)
サプリメント専門店のオーガランドが販売する「オメガ3-DHA&EPA&α-リノレン酸サプリ」。DHA・EPAのほか、アマニ油などの良質な脂質をたっぷり摂取できるサプリです。
- 価格
- 公式サイトでは540円(税込)で販売されています。
- オメガ3の含有量
- EPA96mg、DHA64mg、えごま油25mg、アマニ油25mg配合。クルミ油も配合しています。
- オメガ3以外の成分
- ビタミンEを配合。
- 酸化防止
- 製品の酸化防止剤としてビタミンEを配合。
- 安全性
- 国内GMP認定工場で製造されました。
- おすすめな人
- DHAやEPAのほか、アマニ油などの良質な脂質も摂取したい人におすすめです。
ナウフーズ ウルトラオメガ3
アメリカ産のオメガ3サプリ!
2,163円(税込)
アメリカのヘルスケアブランド、ナウフーズが販売する「ウルトラオメガ3」。魚の臭いを抑えた腸溶性コーティングソフトジェルが特徴です。
- 価格
- iHerbでの販売価格は、単品だと2,276円(税込)。定期の場合は2,163円(税込)です。
- オメガ3の含有量
- DHAを250mg、EPAを500mg配合。
- オメガ3以外の成分
- d-アルファトコフェロール(ビタミンE)を配合。
- 酸化防止
- 製品の酸化防止剤としてビタミンEを配合。
- 安全性
- 適正製造基準(GMP)品質保証。
- おすすめな人
- 魚の臭いが苦手な人におすすめです。
オメガ3サプリを飲むとき気を付けること
オメガ3サプリを飲むときは、以下の3点に気を付けてください。
- 過剰摂取しない
- サプリに頼りすぎない
- 薬を飲んでいる人は医師に確認する
過剰摂取しない
オメガ3サプリは過剰摂取しないでください。オメガ3を多く摂取すると吐き気や下痢が起こったり、健康を害したりする恐れがあります。健康食品を多く摂取しても、実感力は上がりません。オメガ3サプリは、メーカーの推奨摂取量を守って飲みましょう。
サプリに頼りすぎない
オメガ3サプリに頼りすぎないことも大切です。体に必要な栄養素は、食事から摂取することが基本だからです。食事から栄養を補給するほうが、多くの種類の栄養素を摂取できます。
オメガ3を含む食品を、積極的に摂りましょう。食事だけでは不足する分を、サプリで補うのがおすすめです。
薬を飲んでいる人は医師に確認する
薬を飲んでいる人は、オメガ3サプリを飲む前に医師や薬剤師へ相談してください。飲み合わせの悪い薬があるからです。病院から処方されている薬と併用すると、薬効に影響を及ぼす恐れがあり危険です。
薬局で購入した薬を飲んでいる人も、サプリと併用していいか薬剤師に確認することをおすすめします。
サプリとの併用は基本的にOK
オメガ3サプリと他のサプリの併用は、基本的にOKです。ただし、配合されている成分が重複していないか確認が必要です。不安な人は、かかりつけ医や薬局の薬剤師に相談してみましょう。
オメガ3サプリに関するQ&A
オメガ3サプリに関する疑問にお答えします。
オメガ3サプリに即効性はある?
オメガ3サプリは健康食品なので、薬のような効果が期待できるものではありません。毎日コツコツ飲むことで、実感力がアップします。まずは3ヶ月を目安に飲んでみましょう。
オメガ3サプリはダイエットに効果があるの?
オメガ3サプリを飲むだけで、体重が減ったり身体が細くなったりしません。ダイエットの基本は、食事の改善と運動の継続です。オメガ3サプリはサポートするものとして利用しましょう。
オメガ3サプリを飲むタイミングは?
オメガ3サプリはいつ飲んでもOKです。起床時や食事のあとなど、飲むタイミングを決めると習慣化できます。
オメガ3サプリは妊婦や子どもが飲んでも大丈夫?
オメガ3は妊婦や授乳婦、子どもにとっても大切な栄養素なので、サプリとして摂取しても大丈夫です。ただし以下2つの注意点があります。
- 魚由来ではないオメガ3サプリを選ぶ
- 子どもは「子ども専用」のサプリを選ぶ
魚由来ではないオメガ3サプリを選ぶ
妊婦や授乳婦、子どもは魚由来ではないオメガ3サプリを選びましょう。サプリの原料の魚には、水銀やダイオキシンなどの有害物質が残留している可能性も否定できないからです。オメガ3サプリには、植物由来(アマ二油、エゴマ油など)や藻由来のものもあります。
魚由来のオメガ3サプリでも、水銀などの有害物質が残留していないか検査しているメーカーもあります。有害物質が無検出のサプリを選ぶのがおすすめです。
妊婦や授乳婦がサプリを飲むときは医師に相談する
妊婦や授乳婦がサプリを飲むときは、必ず主治医へ相談しましょう。妊娠中や授乳中は、お母さんや赤ちゃんにとって大切な時期です。体に取り入れるものの成分は、慎重にチェックすべきです。主治医の許可をもらってから飲むことをおすすめします。
子どもは「子ども専用」のサプリを選ぶ
子どもがオメガ3サプリを飲むときは、子ども専用のものを選びましょう。子どもの摂取目安量は、大人と異なるからです。子どもの1日あたりの摂取目安量(g/日)は以下の通りです。
男児 | 女児 | |
3~5歳 | 1.1 | 1.1 |
6~9歳 | 1.5 | 1.3 |
10~11歳 | 1.6 | 1.6 |
12~14歳 | 1.9 | 1.6 |
15~17歳 | 2.1 | 1.6 |
※日本人の食事摂取基準(2020年版)より抜粋
オメガ3サプリを飲むと太る?
オメガ3サプリはメーカーの推奨摂取量を守って飲めば、太ることはありません。サプリに配合されているオメガ3の量は100~3,000mgのものが多いです。カロリーに換算すると、約1~27kcalです。しかし過剰摂取すると肥満につながるため、注意してください。
オメガ3サプリは効果なしと聞くけど本当?
サプリは、食事では摂取しにくい栄養素を効率的に補給するもの。忙しくて食事に気を使えない人や少食でたくさん食べられない人は、サプリを利用すると栄養を補えます。まずは少ない量から、オメガ3サプリを飲んでみましょう。
オメガ3が含まれる食品
オメガ3を含む食品を以下に紹介します。(可食部100g)
- カツオ(秋獲):1,570mg
- サンマ(焼き):4,950mg
- マサバ(焼き):3,100mg
- マイワシ(焼き):2,230mg
- アマニ油:56,600mg
- エゴマ油:58,300mg
- ナタネ油:7,500mg
- 大豆油:6,100mg
- チアシード(乾):19,400mg
- クルミ(炒り):9,000mg
※「食品成分データベース」参照
魚には多くのオメガ3が含まれていますが、焼き魚(グリル)では約10%、揚げると約50%も流出します。魚に含まれるオメガ3を効率的に摂取するなら、生で食べるのが一番です。調理する場合は、みそ汁に入れて汁までいただくのがおすすめ。
アマニ油やエゴマ油などの植物油は、熱を加えると酸化します。酸化した油は、体へ悪影響を与える恐れがあります。ドレッシングに使ったり、食材にそのままかけたりして食べましょう。植物油は容器を開封したら、酸化が進む前になるべく早く使い切りましょう。