低用量ピルのオンライン処方おすすめクリニック!保険適用の安全で安いピルはある?

低用量ピルのオンライン処方おすすめクリニック!保険適用の安全で安いピルはある?

「オンラインでピルを処方してもらいたいけど、どのクリニックがいいの?」

「そもそも、どのピルを飲めばいいのか分からない」

と悩まれている方のために、今回はオンラインピルについて解説していきます。

ピルについての基礎知識から、症状別のおすすめピル、オンライン診療を行っているおすすめクリニックも紹介します。この記事を読めば、きっとピルにまつわる疑問も解決できますよ。

目次

ピルの種類と効果の違いについて解説

ピルの種類と効果の違いについて解説します。

処方されるピルは医師が処方する目的によって選ぶ種類が異なります。

ここではピルの種類やそれぞれの効果について解説していきます。

ピルの種類

ピルの種類

卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という2種類の女性ホルモンを合わせた錠剤のことを、一般的にピルと呼んでいます。ピルはエストロゲンの量により分類されており、5種類あります。
エストロゲンの量の少ないピルから見ていきましょう。

①ミニピル

ミニピルにはエストロゲンが全く配合されていません
黄体ホルモン(プロゲステロン)のみが配合されているため、血栓症のリスクがほぼありません。

血栓症を起こすリスクが高いと考えられている「喫煙者・授乳中の人・肥満体系の人・40歳以上の人」も、医師の管理のもと服用することができる可能性が高いピルです。

しかし日本国内では認可されていないため、処方してくれるクリニックは僅かで、ほとんど普及していないのが現状です。

②超低用量ピル

超低用量ピルはエストロゲンが0.03mg以下の配合となります。そのため副作用が出る確率も低めです。
月経困難症や子宮内膜症の治療目的の薬として使われる場合は、保険適用で処方されます。

オンライン診療でも低用量ピルの副作用がきつかった方などに処方してもらうことも可能ですが、オンライン診療では保険適用外になることもあるので注意が必要です。

③低用量ピル

避妊目的として幅広く知られているのが低用量ピルで、エストロゲンの量は0.05mgより少ないものです。
正しく服用すれば99.7%の避妊効果があると言われていますが、飲み忘れると避妊効果が減少するので注意が必要です。

避妊目的以外でもホルモンバランスが安定することで肌荒れやニキビの対処法になったり、排卵がおきなくなることで子宮内膜の量が少なくなり、子宮内膜症や月経困難症の治療やPMSの軽減にも繋がります。

ミニピルや超低用量ピルと比べると、吐き気、頭痛、息苦しさ、腹痛など副作用が出やすくなりますが、通常は2~3カ月程度で落ち着きます。
血栓症のリスクもありますが、初期の段階で治療すれば問題はないので違和感などがあればすぐに医師に相談しましょう。

④中用量ピル

中用量ピルは低用量ピルよりもエストロゲンの量が多いピルです。つまり0.05mg以上配合されています。
生理日のコントロールや、月経過多、月経困難症の治療薬として使われています。

1日1錠を1週間~10日間飲み続け、生理日をコントロールすることができます。医師の指導に従い適したタイミングで服用することで、生理を早めることも遅らせることもできます。

エストロゲンの量が多く高い効果は期待できるものの、副作用も強く出やすいので吐き気止めや頭痛薬と一緒に処方されることもあります。

⑤アフターピル

アフターピルは中用量ピルの一種で、緊急避妊薬とも呼ばれています。
妊娠を希望していないのに、あらゆる理由で妊娠の可能性がある性行為があった場合に緊急的に使用するピルです。
性行為から72時間以内に服用することで約85%の避妊効果の期待が持て、早く飲めば飲むほど効果は高くなります。

それぞれのピルの目的別の服用方法については下記「種類ごとの服用方法」で詳しく解説しているので、気になる方はそちらをご覧ください。

参考サイト : 低用量ピルに関するFAQ

低用量ピルをもっと詳しく解説

低用量ピルをもっと詳しく解説

一般的なピルでよく知られる低用量ピルはさらに4世代に分類が可能です。世代とは、ピルが開発された順番を指します。第一世代から順番に、各世代の特徴を解説します。

「1相性」と「3相性」の違いを先に知ろう!
「1相性」…1錠剤に含まれるホルモン量が、1シート全て一定のピル
「3相性」…1錠剤に含まれるホルモン量が、1シート内で3種類に分かれているピル
「1相性」のピルは全てホルモン量が一定なので、飲み間違えることがありません。飲み忘れてもシートの途中から飲み続けることができ、生理微調整も効率的に行えます。
「3相性」のピルは、自然なホルモンバランスに近い状態でホルモン量が調整されているので、不正出血が起こりにくいです。
それぞれ色々な種類のピルがあるので、なるべく多くの種類を取り扱っているクリニックを選び、自分に合うピルを選べるようにしましょう。

【第一世代】

日本で初めて製造承認を受けた低用量ピルです。黄体ホルモンとしてノルエチステロンが入っているものをいいます。歴史のあるピルですが今でも、避妊や月経困難症、更年期障害などの治療に使われています。

第一世代の低用量ピルの特徴は、生理の時の出血量を抑えることや、生理痛を軽くする効果が、他の世代のピルよりも大きく期待できる点です。ニキビや肌荒れの改善効果もあります。

主な副作用には、不正性器出血、悪心、頭痛、むくみ、過敏症、発疹があります。これらの副作用が他の世代よりも起こりやすいことも、第一世代の抑えておきたいポイントです。

主な第一世代ピル
  • シンフェーズ(3相性)
  • フリウェルLD(1相性)
  • ルナベルUD(1相性)

第二世代

第二世代は、黄体ホルモンとしてレボノルゲストレルという合成の黄体ホルモンが入っています。

第二世代の特徴は薬剤の配合の仕方です。第二世代すべての低用量ピルが「3相性」という特徴があります。

3相性にすることにより、第一世代よりも自然に近いホルモンバランスが再現されるようになりました。ホルモン配合量は第一世代に比べて少なく済み、少量で効果が現れるので副作用が出現しにくく改良されています。

主な副作用は、不正性器出血、性器分泌、頭痛、下腹部痛、乳房の張り、乳房の不快感、悪心、嘔吐です。

個人差がありますが、レボノルゲストレルによって男性ホルモンが活性化してしまい、体臭が強くなったり、毛が濃くなるなど症状がでることがあります。

また重大な副作用として、血栓症の報告も上がっています。発症率はまれですが、服用中に気になることがあれば、すぐに医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

主な第二世代ピル
  • トリキュラー(3相性)
  • ラベルフィーユ(3相性)
  • アンジュ(3相性)
  • ジェミーナ(3相性)

第三世代

第三世代に入っている黄体ホルモンは、デソゲストレルです。第三世代の薬はすべて「1相性」で構成されています。

男性ホルモンを抑える作用があり、ニキビや多毛症に悩む方に効果的です。

主な副作用には頭痛、悪心、視力障害、過敏症、発疹、肝機能異常が挙げられます。長期的な服用で性欲減退、抑うつ症状が現れることもあるので、体調観察に注意が必要です。

なぜそうなるかはまだ分かっていないのですが、第一世代、第二世代と比べると、第三世代の方が血栓症の発症リスクが高くなる可能性が報告されています。

主な第三世代ピル
  • マーベロン(1相性)
  • ファボワール(1相性)

第四世代

最も新しい第4世代のピルには、黄体ホルモンとしてドロスピレンが入っています。

第4世代の最大の特徴は、避妊効果が表れる最小のホルモン量で、お薬で成り立っていることです。卵胞ホルモンであるエストロゲン量も少ないので、副作用が起こりにくいという利点があります。

ドロスピレンは尿を出すのを助ける利尿薬を元に、開発されたお薬です。なので、他の低用量ピルよりもむくみが起きにくく、男性化作用が少ないため、多毛やにきびにも効果があるという特徴があります。

投与初期は、頭痛などの副作用が表れないか、注意して観察する必要があります。主な副作用は、不正子宮出血、性器出血、月経痛、下腹部痛、悪心、頭痛です。

現在、第四世代の低用量ピルは保険適用のみの処方となっており、月経困難症の治療に使われています。なので、オンライン診療で避妊を目的として第四世代のピルは処方されません。

主な第4世代ピル
  • ヤーズ(1相性)
  • ヤーズフレックス(1相性)

参考サイト : 【オンライン診療対応】低用量ピル・アフターピル処方が安いおすすめクリニックを徹底比較

ピルに期待できる効果

ピルに期待できる効果

ピルを服用することで、期待できる効果には以下のようなものがあります。

  • 避妊
  • 生理日のコントロール
  • ニキビ、肌荒れの改善
  • 生理痛、PMSの改善

エストロゲンとプロゲステロンが配合されたピルを服用することで、脳が黄体期が続いている(妊娠している状態)と思い、卵子が発育せず排卵もストップされるので、避妊の効果が得られます。

ごくわずかに配合されたエストロゲンやプロゲステロンでは子宮内膜が分厚くはならず、生理の時に剥がれ落ちる内膜も少なく済むので、生理痛やPMSの症状も軽くなります。
ちなみにピルを飲んで起こる生理のような出血は、実際には排卵は起こっていないので、月経とは呼ばず消退出血と呼ばれます。

ピルの服用をやめると子宮内膜が剥がれ出血するので、生理日のコントロールが可能になります。

男性ホルモンのテストステロンを抑える作用が働き、ニキビや肌荒れ、多毛も改善されます。

参考サイト : 低用量ピルで避妊効果が得られる仕組みについて

目的別のおすすめピル

ピルに配合されているのはエストロゲン・プロゲステロンなので、基本的な働きや効果はおなじなのですが、実はピルには得意な症状とそうではないものがあります。
困っている症状や求める目的別におすすめのピルを紹介するので、ピルの選び方の参考にしてみてください。

避妊に最適なピル

すべてのピルで避妊の効果が得られますが、特に避妊目的にぴったりと考えられるのが、「トリキュラー、ラベルフィーユ、マーベロン」です。

副作用の性欲減退などが現れにくく、性生活への影響が少ないことが理由です。不正出血が起きにくく、血栓症のリスクも低いです。

生理日コントロールに最適なピル

生理日コントロールには「マーベロン、ファボワール」がおすすめです。第三世代のピルなので、1シートに含まれているホルモン量がすべて一定の1相性になっているため、生理日の移動がしやすい利点があります。

ニキビ、肌荒れ改善に最適なピル

肌荒れにお悩みの方に最適なピルは「マーベロン、ファボワール」です。肌荒れの原因の1つが、体の中のホルモン量が不安定になることです。

ピルを服用すると、体内のホルモン量が安定するので、肌荒れが起きにくくなります。特に第三世代のマーベロンとファボワールは、他の世代のピルと比べると男性ホルモン作用が弱くなっているので、にきびや多毛症といった症状で困っている方におすすめです。

生理痛・PMSに最適なピル

毎月の生理痛に悩まれている方には超低用量ピルにあたる「ヤーズフレックス」がおすすめです。ヤーズフレックスは国内で初めて、連続服用が可能となった超低用量ピルです。最長120日間連続で飲むことができます。

28日周期で月経を迎えるよりも、120日周期で月経を迎える方が、出血回数や痛みが出る回数を抑えることにつながります。

ジェミーナも3カ月連続服用ができるので、おすすめです。

参考:バイエル ヤーズフレックス配合錠

ピルの種類ごとの服用方法

ピルの種類ごとの服用方法

ここでは、各種ピルの服用方法について解説していきます。

低用量ピル

初めてピルを服用する場合は、基本的には生理初日に飲み始めます
生理か不正出血か分からない場合は、生理5日目までに飲み始めれば大丈夫です。生理と確信を持ってから飲むようにしましょう。

低用量ピルには21錠タイプ28錠タイプがあります。

21錠タイプは1日1錠を21日間飲み続け、7日間は何も飲まない休薬期間です。
8錠タイプは22日目~28日目はプラセボという何も配合されていない偽薬でできています。
7日間休むと忘れてしまいそうと不安な方は28錠タイプがおすすめです。

基本的には1日1回1錠をできるだけ同じ時間に飲むことが大切です。
最後のQ&Aで詳しく記載していますが、1日飲み忘れた場合は気づいたときにもう1錠飲んでも大丈夫です。
2日忘れてしまった場合は、飲むのをやめて生理が来るのを待ってから再スタートをきってください。

超低用量ピル

超低用量ピルは、基本的に低用量ピルと同じように服用しますが、長期間連続して服用できる種類もあります。

「ルナベルULD」は77日間連続して服用し、7日間休薬します。
「ヤーズフレックス」は最長120日間服用し、4日間休薬します。

腰痛や腹痛などの月経痛だけではなく、吐き気や下痢などにも悩まされる月経困難症の方は、治療目的として処方してもらうことができ、その場合は保険も適用されます。

ミニピル

ミニピルは生理開始初日から服用を始めます。1日1錠を、毎日できるだけ同じ時間に服用することが望ましいとされています。
食前食後等は問わないので、平日も休日も無理なく飲める時間に飲むことをおすすめします。

生理の初日~5日目までに最初の一錠を飲みましょう。低用量ピルから切り替える場合は、休薬やプラセボに入る前の最後の1錠を飲んだ翌日から飲みましょう。
ミニピルを飲み始めて避妊効果が出るまでの最初の1週間は別の避妊方法をとる方が安全です。

服用時間のずれは3時間以内にとどめることが理想ですが、12時間未満の飲み忘れは気づいた時点で飲んでも大丈夫です。
12時間以上の飲み忘れは次の錠剤と合わせて2錠飲むようにしましょう。ただしその場合は避妊効果が薄れるので別の避妊方法もとりましょう。

中用量ピル

|避妊目的(アフターピル)の場合

あらゆる理由で避妊を行わずに性交渉をしたが、望まない妊娠を避けたい時に飲むピルがアフターピルです。

アフターピルには「ヤッペ法」「レポノルゲストレル法」の2種類があります。

ヤッペ法は性交渉後72時間以内に1回、その12時間後に1回の合計2錠の中用量ピルを服用する必要があります。
ヤッペ法の方が安く済みますが、吐き気などの副作用が出やすいと言われています。
72時間以内に服用した場合の妊娠阻止率は57%です。

レボノルゲストレル法は、性交渉後72時間以内に1錠服用するだけで、レボノルゲストレルという黄体ホルモンが排卵の抑制・遅延に働きます。
安全性も高く、副作用も出にくいうえ、妊娠阻止率は81%です。

ただし、どちらの方法でも効果は100%ではないので、アフターピルがあるから大丈夫という考えで避妊を怠ることは避けましょう。

参考 : 緊急避妊について

|生理日移動が目的の場合

・生理を早めたい場合

生理を予定よりも早めたい場合は直前の生理5日目前後から、1~2週間の間だけ1日1錠ピルを服用します。
ピルの服用をやめると、大体2~3日後に出血が始まるので、生理をいつもより1~2週間早めることができます。

・生理を遅らせたい場合

生理を遅らせたい場合は服用しているピルの21錠目を飲み終わっても、休薬やプラセボを飲まずに次の新しいシートのピルを飲み続ける必要があります。
生理が来てほしくない日まで服用したら、休薬かプラセボを飲むと大体2~3日後に出血があります。

ピルの種類によって1相性か3相性かの違いもあるので、新しいシートの何日目から飲めばいいかなどは調べるか医師に相談してみましょう。

また、いくらでも遅らせてOKというわけではなく、最大2週間までにしましょう。
生理日を遅らせると不正出血などが起こりやすいことも覚えておきましょう。

ピルの服用による副作用やリスク

ピルの服用による副作用やリスク

ピルの副作用

一般的な副作用は、血栓症、吐き気、嘔吐、頭痛、不正出血、腹痛、むくみ肌荒れなどです。また、これらの副作用はピルを服用しはじめた時期ほど出ることが多く、服用する期間とともに大体2~3カ月程度で薄れていく場合が多いです。

服用を続けていても症状が治まらない場合や、我慢できないほどの症状が現れた場合は、医師の診察を受けるようにしてください。

ピル服用による虚血性脳卒中のリスクは、ピルを服用していない方の2倍に上がります。また、ピル服用により、静脈血栓塞栓症、いわゆる血栓症のリスクも上がります。

しかしながら血栓症のリスクは、ピルの服用を中止すると、服用中止後3か月以内にピルを飲んでいない人と同程度のリスクまで下がるといわれています。
初期の段階で服用をやめたり、治療したりすることで悪化しないケースがほとんどです。

血栓ができやすい原因
・喫煙
・高血圧
・糖尿病
・年齢
・肥満
・手術
・体質(血栓性素因)

喫煙と肥満に関しては自分自身で改善できることなので、禁煙やダイエットに取り組みましょう。

血栓症が心配な方は、定期的な血液検査を受けたり、適度な運動、水分補給、着圧ソックスなどの対策を取ったり、医師と相談しながらピルを服用しましょう。

参考サイト : 低用量ピルの効果や副作用について解説!生理痛の緩和や避妊目的で飲んでも大丈夫?

ピル服用によるリスク

ピルは他の薬と併用すると、ピルや薬の効果が薄れてしまったり、増強してしまったりすることがあります。診察時にしっかりと服用している薬を伝えましょう。サプリメントでも併用しない方がいいものもあるので、伝えましょう。

併用しない方がいい薬・サプリメント
  • ヴィキラックス配合錠(C型肝炎の薬)
  • テトラサイクリン系・ペニシリン系の抗生物質
  • 抗てんかん薬
  • 精神刺激薬
  • 抗結核薬
  • 抗HIV薬
  • 解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)
  • 副腎皮質ステロイド
  • 三環系うつ剤
  • モルヒネ
  • 免疫抑制剤
  • セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)が配合されたサプリメント

また、ピルを服用していれば性感染症を予防できると勘違いしていることが多いことも注意が必要です。ピルの服用で性感染症の予防は決してできません。

避妊効果があることからコンドームを使用せずに性行為を行う方が多くなる傾向がありますが、その場合は性感染症の感染リスクや子宮頸がん発症のリスクが上がることを忘れてはいけません。

ピルに避妊効果はあるものの、性行為を行う際はこうした点を鑑みてもコンドームなど他の避妊方法との併用がおすすめです。

最後に、ピルを服用すると乳がんの発症リスクがごくわずかに上がると言われています。欧米でピル服用により乳がんリスクが1.24倍になると報告された論文はあるものの、現段階で日本ではピル服用と乳がんを関連付けるデータはありません。

ピルを服用しているからということに限らずですが、長期服用する場合は安心材料の一つとして年に1回は、がん検診を受けるようにしましょう。

女性ならではの乳がん、子宮頸がん、卵巣がんなど、どれも早期発見であれば治療できる病気です。1年に1度の検診で、安心した気持ちでピルを服用できればよりよいですね。

リスクや副作用が目立ちすぎ、日本ではピルの普及率がなかなか高まりませんが、それ以上に副効用もたくさんあり、女性のQOL(クオリティーオブライフ)を高めてくれますよ。
現代女性は、晩婚化・晩産化により月経にさらされすぎているので、ピル先進国である欧米のようにかかりつけの婦人科を持ち、ピル服用で月経をコントロールしていく必要性があるとも言えます。

参考:低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン

ピルのオンライン処方のメリット•デメリット

ピルのオンライン処方のメリット•デメリット

ピルをオンライン処方してもらう上でのメリット・デメリットについてまとめました。

オンライン診療でピルを購入しようとしている方は参考にしてください。

オンライン処方のメリット

  • 婦人科に行かなくて済む
  • コロナ感染対策で、人に会う機会を減らせる
  • 手軽さ
  • 人目を気にせず、受診できる

オンライン処方の1番のメリットは、いつでも、好きな場所で受診できる点にあります。

また、婦人科は他の診療科よりも、入りにくいと感じている方も多いのではないでしょうか。その点も、オンライン診療なら気にせず受診できます。

近くに婦人科がない方や、診察を受けたいクリニックが遠くても、オンライン処方なら問題なく受診できます。

オンライン処方のデメリット

  • 料金が高め
  • 慣れていないオンラインでの診察に不安
  • ピルの受け取りまで数日かかる

オンライン診療でのピルを利用する場合、料金にはピルの配送料も含まれています。よって、クリニックに支払う料金だけを比べると、自分の足でクリニックに行き診察してもらった方が、料金が安く済む場合もあるようです。

ぜひ、診察からピルの受け取りまでにかかる時間や、最寄りの産婦人科までの交通費なども含めて、比較してみてください。

また、コロナ禍において、オンライン診療を行っているクリニックは増加しましたが、まだまだ馴染みが薄い方も多く、オンラインで診察を受けることを不安に思う方も多いようです。

参考:エラベル(ELABEL)

ピルのオンライン処方の流れ

ピルのオンライン処方の流れ

オンライン処方の流れについて解説します。

STEP
診察を予約する

まずは、各クリニックのWEBサイトや電話で診察予約を取ります。

STEP
WEB問診票を記入する

診察を受けるまでに、WEB上で問診票に回答したり、氏名や住所などの必要事項の入力を済ませておきます。

STEP
医師の診察を受ける

予約の時間になれば、アプリや電話などを通じて医師から連絡が来るので、医師の診察を受けてください。診察にかかる時間は大体15~30分ほどです。

STEP
支払いをする

診察が終わったら、クレジットカードや銀行振込などクリニックの指定方法にて支払いを済ませます。多くのクリニックが支払い後に発送準備を行うため、簡潔に済ませておけば迅速な配送につながりますよ。

STEP
ピルの配達を待つ

支払いが済んだらあとは、指定の住所にピルが届くのを待つだけです。

オンライン診療はこんなところがおすすめ
  • 30分程の隙間時間で診療が受けられる
  • 通院の手間が省ける
  • ピルの価格が事前に分かるので費用の心配がない
  • 周りを気にすることなくピルを購入できる

ピルのオンライン処方対応のクリニックの選び方

ピルのオンライン処方対応のクリニックの選び方
ピルオンライン処方クリニックの選び方
  • ピルの種類が豊富で、自分が求めるピルがあるか
  • 料金が自分の予算に合っていて継続できるか
  • 受け取り方法やスピードが自分に合っているか
  • 休日や夜でも診療を受けられるか

クリニックの選び方は自分のライフスタイルや求めるものに合い、継続できるかどうかが一番大切です。ピルは少なくとも数カ月単位で服用する必要があります。

まずは、ピルの種類が豊富で自分がピルに求める効果を得られるかチェックしましょう。ピルとの相性や副作用がきつくないかなど、こればかりは実際に服用してみないと分からないので、取り扱っているピルの種類が豊富なクリニックだと安心できますね。

つぎに、コスト面です。ピルの費用はオンライン処方の方が若干高くはなっています。
しかし、オンライン処方の利点はピルの料金があらかじめ明記されていることです。診察料や配送料などピルの費用以外も記されているので、トータルでかかる費用が分かりやすいです。
事前にトータル費用を計算し、月々かかる費用が自分が継続できる予算内であるかをチェックしましょう。

最後に、クリニックの診察時間やピルの受け取り方法がご自身のライフスタイルに合っているかを確認しましょう。
忙しい方は休日診療や夜間診療があるクリニックかどうか、また自宅へ郵送してくれるか、コンビニ受け取りが可能かなどの受け取り方も事前にチェックしてクリニックを選ぶようにしましょう。

【オンライン診療対応】ピル処方が安全で安いおすすめクリニック

【オンライン診療対応】ピル処方が安全で安いおすすめクリニック

ここではピルのオンライン処方に対応しているクリニックを紹介します。

低用量・中用量のピルをネット通販で購入したいと考えていた方は、下記で紹介しているクリニックで処方してもらうことで安全にピルを購入することができます。

ぜひ参考にしてください。

クリニックフォアのピル処方は16時までの決済で当日発送してくれる

取り扱いピルの種類・低用量ピル
・中用量ピル
・アフターピル
料金(低用量ピル)2,783円(税込)~/1か月
料金(中用量ピル)5,478円(税込)
料金(アフターピル)9,680円(税込)~
配達時間16:00までの決済で当日発送、最短翌日に到着
診療時間・平日は20:30まで
・土日も診療
支払い方法クレジットカード、Amazon Pay、GMO後払い、代引き
※初回診察は別途1,650円(税込)が必要です。
※配送料として550円(税込)/回がかかります。

クリニックフォアはアプリは不要で、カメラとマイクが付いているスマホやパソコンがあればオンライン診療が可能です。

電話での診察も可能となっており、休日も診察を行っているため、平日は忙しくてなかなかクリニックに行けない方でも助かります。

低用量ピルは超低用量のものを合わせて8種類も用意しています。医師との問診から、あなたに合ったピルを処方が可能です。

ピルの服用に問題がなければ、2回目以降は追加配送が可能になります。

前回の診察から1年以内で、前回処方されたピルと同じピルを希望する場合は、診察なしで配送してもらえます。診察料はかかりませんし、問診と決済だけの簡単操作で、ピルの服用が続けられますよ。継続的なピルの服用を考えている方は要チェックのクリニックです。

スマルナは低用量ピルが1ヶ月2,380円〜処方してもらえる

取り扱いピルの種類・低用量ピル
・中容量ピル
・アフターピル
料金(低用量ピル)2,380円(税込)~/1か月
料金(中用量ピル)2,900円(税込)~
料金(アフターピル) 9,480円(税込)~
配達時間18:00までの決済で当日発送
診療時間提携医療機関による スマルナ医療相談室:10:00~18:00
カスタマーサポート:10:00~20:00
支払い方法クレジットカード、NP後払い
※診察時には、別途診察代の1,500円(税込)がかかります。

オンライン・ピル処方サービスのスマルナは、アプリをダウンロードすれば、スマホ1つで、いつでもどこでも医師へのピルの相談、診察、処方が受けられます。

アプリのダウンロード数は累計80万を突破するほど、女性に支持されています。(※App Store調べ2022年5月)

診察をする医師を、事前に写真やプロフィールを見て自分で決められるのが、スマルナならではのサービスです。全国の医師の中から、自分に合った医師を選んでください。

医師とのやり取りの方法も、チャットかビデオ通話のどちらか好きな方から選べます。

診察以外にも、ピルや生理、避妊に関することで気になることや不安なことがあれば、いつでもアプリ内の「スマルナ医療相談室」で無料で相談可能なのが嬉しいポイントです。相談役には薬剤師や助産師も在籍しています。

18:00までの決済で当日発送となります。最短翌日にピルが届くので、急いでいるときでも安心して利用できますよ。

また、プライバシーもしっかり配慮し、お薬の包みに書いてある差出人には医師の氏名のみ、品名は雑貨と記載しています。

さらに「スマルナ」や病院の名前は書いていないので、外側からはピルだとは分からないようになっています。

ルサンク (Pills U)はスマホがあれば24時間オンライン診療してもらえる

取り扱いピルの種類低用量ピル
料金2,673円(税込)/月~
配達時間15時までの支払いで、最短診察当日発送   当日配達もあり
(東京都23区内限定・別途特別配達料金として3,300円必要)
診療時間24時間対応
支払い方法クレジットカード、コンビニ後払い(単品購入のみ)
※初診料として1,650円がかかります。
※単品購入の場合は、別途送料550円が必要です。

ルサンククリニックが提供している、低用量オンラインピル処方サービスがPills Uです。スマホさえあればいつでもできる、24時間対応のオンライン診療を行っています。

会員登録やアプリのダウウンロードも必要ありません。診察、処方、決済、お薬の配達まで、ピルを受け取るまでに行うすべての工程を、アプリなしで完了します。

お届け品の品名を「化粧品」と記載して発送してくれるので、同居する家族の方にピルを服用しいることを知られたくない方でも、安心して利用できますよ。

定期便更新時の診察代は無料なのも、嬉しいポイントです。診察代を浮かそうと、診察を渋らなくても大丈夫。ピルはあくまでもお薬です。気になることがあれば、気がねなく医師と相談できるため、不安なく使用できます。

定期便の利用なら、最短翌日にピルが手元に届きます。15時までに支払いを済ませれば、土日も発送してくれます。忙しい女性にぴったりのオンラインピルサービスです。

マイピルは診察してくれる医師が全て産婦人科医が担当してくれる

取り扱いピルの種類・低用量ピル
・アフターピル
・生理日移動ピル
料金(低用量ピル)2,690円(税込)/月~
料金(アフターピル)3,980円(税込)~
料金(生理日移動ピル)2,980円(税込)
配達時間16時までの決済で即時発送
診療時間365日、24時間受付
支払い方法クレジットカード
※初診料として1,650円(税込)が必要です。
※低用量ピルの場合、再診診察料は550円(税込)です。
※送料として550円(税込)がかかります。

マイピルは、(株)オンラインメディカルケアが運営しているオンラインピル処方サービスです。

医師と電話にて診療を行います。診療に当たる医師は、すべて産婦人科医が担当するので、女性の体のことなら何でも相談できる安心感があります。

最大6か月の処方が可能で、忙しくこまめに診察を受けるのがおっくうに感じる方にもおすすめです。

予約は365日、24時間受け付けています。

さらにマイピルなら、自宅から採血検査キットを送り返すだけの簡単作業で、ピル内服後の定期健診や子宮がん検診も自宅でできてしまうんです。

ピルを利用したいけど、ピルを服用後の体の変化が心配という方にも、ぜひ利用してもらいたいサービスになっています。

荷物の品名は「サプリメント」としてお届けします。同居している方が代わりに受け取っても、「ピル」であることは、包装の外見からは分からない仕様になっていて安心です。

発送先の住所は自由に指定できます。ご自宅のほか、職場などでも受け取りが可能です。ネコポスでの発送で、ポストに投函してお届けします。受け取りのために家にいる必要もありません。

東京都23区内にお住まいの方限定で、バイク便の利用も可能です。アフターピルの利用など、急いでピルを手に入れたい方は、バイク便が利用できるマイピルを使うことをおすすめします。

(※ただし、バイク便の利用には、7,900円(税込)がかかります。バイク便の配送受付時間は10:00~19:00です。)

あおぞらクリニックはオンライン診療研修を修了した医師が診察してくれる

取り扱いピルの種類アフターピル
料金(低用量ピル、生理日移動ピル)※新橋院のみ処方可能3,300円(税込)/月※
料金(アフターピル)15,400円(税込)~
配達時間診察当日または翌日に発送、発送から1日~2日で到着
診療時間平日 :11:00~14:30、16:00~20:00
土日祝:9:30~13:30、14:30~18:00
支払い方法クレジットカード
※郵送の場合、送料として800円がかかります。
※アプリ利用料が別途330円(税込)必要です。

あおぞらクリニックではオンライン診療をcuron(クロン)というアプリ、またはWEB版へのアクセスを用いて行っています。

オンライン診療を行う医師は、厚生労働省指定のオンライン診療研修を修了しているので、オンライン診療が初めての方でも安心して診察を受けられますよ。

診察は土日祝も含めて毎日行っているので、困ったときにはいつでも利用できる安心感があります。(奇数月の第二日曜日は休診)

診察はネットに繋がれば、スマートフォン、タブレット端末、パソコンのどれでも利用可能です。

同居している家族に診察の内容を聞かれたくない時も、車の中や家の外など、どこにいても診察してもらえるので、診察をためらう必要はありません。

低用量ピルは1相性と3相性、両方の取り扱いがあります。2種類のピルから希望のものを選べる点も、患者さんに優しいポイントです。

イースト駅前クリニック女性外来は土日祝日も予約不要で診察してくれる

取り扱いピルの種類・低用量ピル
・生理日移動ピル
・アフターピル
料金(低用量ピル)2,700円(税込)~/月
料金(生理日移動ピル)5,000円(税込)
料金(アフターピル)12,000円(税込)~
配達時間診察翌日に発送(翌日が休診日の場合は、休診日明けに発送)
診療時間水木金:10:00~14:00、15:00~19:00
土日祝:10:00~18:00
支払い方法クレジットカード、代引き

イースト駅前クリニックは、予約不要で当日受付も行っています。土日祝も診察を行っているので、平日はなかなか時間が取れない方におすすめのクリニックです。

アプリは必要ありません。電話ができる場所であればどこにいても診察を受けられます。

通える範囲に婦人科がない方や、待ち時間をできるだけ短くしたい方にぴったり。オンライン診療なら、交通費も病院での待ち時間も最小限にできます。

希望すれば荷物の差出人にはクリニック名を伏せて、院長名を記載して配達することもできます。また、自宅以外の住所に配達も可能です。要望がある場合は、スタッフに事前にお伝えすると応対してくれますので、問診や診察時に伝えるようにしましょう。

発送は診察翌日となります。翌日が休診日の場合は、休診日明けになる点だけ注意が必要です。

ピルオンラインは低用量ピルの処方が2ヶ月目以降はまとめて発送してくれる

取り扱いピルの種類・低用量ピル
・生理日移動ピル
・アフターピル(※調剤薬局での受け取りのみ)
料金(低用量ピル)2,200円(税込)/月~
料金(生理日移動ピル)3,290円(税込)+お薬代(服用日数による)
料金(アフターピル)3,400円(税込)+お薬代(調剤薬局に支払い)
配達時間16:00までの決済で、当日発送
診療時間平日10:00~18:00
支払い方法クレジットカード
※診察代として、別途診察料550円(税込)がかかります。

ピルオンラインは、大阪にあるオーク住吉産婦人科とオーク梅田レディースクリニックが行っているオンライン診療サービスです。

低用量ピルの利用が初めての方は、ピルが体に合っているかどうかを判断するために、1か月分の処方となります。

2回目以降は問題が無ければ最大で6か月分の処方が可能です。診察にかける時間は少しでも短くしたい方にとって魅力的なサービスです。

低用量ピルは3相性のアンジュ28と1相性のマーベロン28の2種類の用意があります。

16時までに決済すれば当日に発送を行ってくれるので、できるだけ早くピルを手元に欲しいという方にもぴったりです。

ただし、アフターピルの配達は行っていません、受け取りは調剤薬局となる点に注意してください。

診察にアプリは必要ありません。電話で行いますので、電話ができる環境であれば、どこでも診察を受けられます。祝日や年末年始を除き、平日は毎日診察を行っています。

ケイレディースクリニック新宿は無料でメール相談を受け付けてくれている

取り扱いピルの種類・低用量ピル
・生理日移動ピル
・アフターピル
料金(低用量ピル)3,300円(税込)/月
料金(生理日移動ピル)3,300円(税込)
料金(アフターピル)12,600円(税込)(保険証ありの場合。保険証を持っていない場合は+2,000円必要)
配達時間郵便にて発送
診療時間11:00~12:30、14:30~18:30(日祝のみ~17:30)、年中無休
支払い方法Visa, MasterCard, AMEX,JCB(クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード)、コンビニ決済
※診察料1,000円(税込)と送料・手数料として600円(税込)が別途必要です。

ケイレディースクリニック新宿は、低用量ピルの処方数15年連続日本一の実績を誇るクリニックです。

オンライン診療もコロナ禍に入る以前の2016年から、いち早く始めています。全国で初めてスマホで診察してピルを宅配するサービスを始めたのも、ケイレディースクリニック新宿なんです。

診察を受けるかどうか迷っている方でも、無料でメール相談を受け付けています。「ピルが気になっているけど、いきなり診察に行くのはちょっと、、、」と困っている方は、まずはメール相談を利用してみてください。

月経困難症以外に、にきびに悩まれている方も多く利用している点が、ケイレディースクリニック新宿の特徴です。

オンライン診療はzoomを利用して行います。支払いにはクレジットカードの他、コンビニ決済も利用できるので、クレジットカードを持っていない方でも利用できますよ。

パッケージの品名は「薬品」との記載で配達しますので、外からは「ピル」だと分かりません。ただし、差出人は「ケイレディースクリニック新宿」となります。

取り扱い低用量ピルはトリキュラーとマーベロンの2種類です。年中無休で診察している貴重なクリニックです。

的野ウィメンズクリニックはcuronというアプリを用いてオンライン診療が受けられる

取り扱いピルの種類・低用量ピル
・生理日移動ピル
・アフターピル
料金(低用量ピル、生理日移動ピル)保険適用の場合:760円(非課税)/月~
自費の場合  :2,090円(税込)/月~
料金(アフターピル)2,970円(税込)~
配達時間16時までの診察終了で当日発送
診療時間初診の方:平日の14:30~17:00
再診の方:平日の10:00~17:00 (水土日祝は休診日)
支払い方法クレジットカード
※初診診察料として、保険適用の場合は860円、自費の場合は1,000円がかかります。

的野ウィメンズクリニックは横浜市にある婦人科が行っているオンライン診療です。オンライン診療はcuron(クロン)というアプリを用いて行います。

アフターピルはプラノバールを服用するヤッペ法と、ノルレボを服用する2種類が用意されています。

しかもヤッペ法は学割がきくので、学生証の提示で通常税込2,970円のところ、2,750円で処方可能です。

自費ピルは最大6シート、保険適用のピルであれば最大3シートの処方可能となっています。

保険適用となるのは、ピルを月経困難症や子宮内膜症の治療に用いると判断された場合のみとなります。保険適用の方が支払い額は少なくなりますが、保険適用となるかどうかは医師の判断となりますので、診察時に相談してみましょう。

的野ウィメンズクリニックは、すべての患者さんの希望に応えるべく、自費と保険適用を含めて現在国内で販売されているすべてのピルを取り揃えています。

豊富な種類のピルの中から、患者さんにぴったりのピルを選ぶことができるんです。ただし、未認可の海外製品の取り扱いはありません。

また、ピルやアフターピルを希望する場合、診察の予約なしで受けられます。急にピルが必要になったときにも頼れるクリニックです。

ヤマダレディースクリニックは漢方治療やアーユルヴェーダ的治療が受けられる

取り扱いピルの種類低用量ピル、アフターピル
料金(低用量ピル)2,400円~
料金(アフターピル)3,000円~
配達時間オンライン診療は非対応
診療時間月~木:10:00~12:30、15:00~19:45
土:10:00~13:00、14:00~17:00
日曜は不定期にて開院
支払い方法記載なし

ヤマダレディースクリニックは横浜市にあるレディースクリニックです。東洋医学を取り入れているのが特徴で、漢方治療やアーユルヴェーダ的治療も行っています。

低用量ピルは初診、再診に関わらず同じ値段で処方しています。値段が明朗で分かりやすい点が、患者さんにとって優しいポイントです。

低用量ピルは4種類、アフターピルはヤッペ法とノルレボ法の2種類の用意があります。用意している低用量ピルは、ラベルフィーユ、トリキュラー、フォボワール、マーベロンです。

ヤッペ法は3,000円、ノルレボ法は8,000円にて処方が可能となっています。どちらかを利用するかは、月経周期のどのタイミングで避妊に失敗してしまったかなどを考慮した上で、医師が最も効果があるものを患者さんと相談の上、選べるようになっています。

その時その時の患者さんの状態に合わせて、最適なピルを処方してもらえるので、診察に安心感のあるクリニックです。

天王町レディースクリニックはピル外来や更年期外来など女性に関わる疾患全般に対応

取り扱いピルの種類・低用量ピル
・生理日移動ピル
・アフターピル
料金要確認
配達時間オンライン非対応
診療時間平日:9:30~13:30、15:00~19:00
土:9:30~13:30、15:00~17:00
水日祝は休診
支払い方法記載なし

天王町レディースクリニックは、横浜市保土ヶ谷区にあるレディースクリニックです。最寄りの駅からも5分以内の立地にあるため、とても通いやすいクリニックです。

院長は産婦人科医で、クリニックでは婦人科一般からピル外来や更年期外来など、女性に関わる疾患全般に対応しています。体に気になることがあれば、なんでも相談できる雰囲気が魅力的です。

いろんな目的に対応する低用量ピルや、生理日移動、アフターピルが処方可能です。特に生理日移動やアフターピルが気になっている方は、早めに相談に行かれることをおすすめします。

オンライン診療は非対応ですが、診察の予約はネット予約が可能です。待ち時間を少しでも短くしたい方は、便利なネット予約を利用してみてください。

ピルのオンライン処方に関するQ&A

ピルのオンライン処方に関するQ&A

ピルに関する様々な疑問について、解説していきます。

ピルのオンライン処方は怪しいけど大丈夫?

まだまだなじみが薄いオンライン診療を、不安に感じる方も多いようです。不安に感じたり、気になったりする場合は、診察を受ける前に「お問い合わせフォーム」を利用してみましょう。

また、実際にオンラインピルを利用している利用者の声をホームページ上で公開しているオンラインピルや、オンライン診療研修を受けた医師が診察に当たっているなど、クリニックごとにいろんな取り組みを行っています。

自分が安心して利用できると感じるクリニックを選ぶのが、オンラインピル選びのコツです。

ただし、フリマサイトでピルを購入する・個人輸入サイトで購入するなど、医師を介さずピルを手に入れることは大変危険です。必ず医療機関の医師の診察のもとで、ピルの処方を受けられるサービスを選びましょう。

アフターピルを即日で手に入れることはできる?

アフターピルを即日、手に入れることは可能です。

オンライン診断後、薬の配達にバイク便が利用できるクリニックなどを選べば診察当日に受け取りができます。

また、直接クリニックに足を運ぶ場合も、その日のうちにアフターピルの受け取りが可能です。

ピルの購入は保険適用になるの?

ピルをどんな目的で服用するかによって、保険適用になるかどうかが決まります。

保険適用に当たるのは、月経困難症や子宮内膜症の治療にピルを用いる場合です。この場合は、保険診療でピルの処方を行っているクリニックで受診してください。

ピルを避妊、肌荒れ改善、PMSなどの目的で服用する場合は、保険適用外となり自費診療となります。

保険適用を希望していても、保険適用と自費診療のどちらに該当するかは医師の判断となりますので、一度クリニックにて相談してみてください。

ピルを服用してるのに生理が来ないのはなぜ?

ピルの休薬期間(21日タイプ)や偽薬の期間(28日タイプ)に生理が来ない場合は、次の理由の可能性があります。

  • ピルを飲み忘れていた
  • 妊娠している場合
  • ピルの効果で、子宮内膜が薄くなっている

ピルを飲み忘れていて、正しく服用できていなかった場合、避妊に失敗して妊娠している可能性があります。また、正しく服用できていた場合でも、0.2~0.3%の割合で妊娠してしまう可能性もあるのです。

妊娠以外で生理が来ない理由は、ピルの作用で子宮内膜が薄くなっている可能性が考えられます。子宮内膜が薄くなっている場合は、特に問題はないので安心してください。

生理が来ない場合は、念のため妊娠検査薬を使用して、妊娠をしていないか確認してから2シート目の服用を始めるようにしましょう。

もし妊娠していた場合は、ピルの服用は止めて産婦人科で検査を受けてください。妊娠していない場合でも、2か月続けて生理が来なかったときは、一度クリニックを受診してみることをおすすめします。

参考:低用量ピルに関するFAQ

ピルを飲み忘れた時はどうしたらいいの?

1日飲み忘れた場合

飲み忘れに気づいた時点で、すぐに1錠を服用してください。また、もともと飲み忘れに気づいた日に飲む予定のピルも予定通りに飲んでください。つまり、飲み忘れに気づいた日に2錠飲むという具合です。

2日以上飲み忘れた場合

飲み忘れずに服用していた場合の日付になるまで、1日2錠ずつ服用します。通常の日付まで追いつけば、1日1錠ずつの服用に戻してください。

28日錠タイプを使用していて、22~28日目を飲み忘れた場合は、ホルモンが入っていないので特に問題ありません。飲んだことにして、当日の分から服用すれば大丈夫です。

ピルが体質に合わなかった場合はどうしたらいい?

どがあります。

特にピルを服用開始して間もない場合は、副作用が表れることが多いようです。我慢できる程度の副作用であれば、体が慣れるまで3か月ほど様子をみるようにしましょう。

ピルを継続していても副作用がおさまらないときや、副作用が重すぎると感じる場合は次回の診察を待たず、医師に相談することをおすすめします。

低用量ピルには多数の種類がありますので、ピルの種類を変えることで副作用が軽減するケースもあります。

ピルを飲み続けると不妊症になる?

ピルを飲み続けていることが原因で、不妊症になることはありません。

妊娠を希望する場合には、ピルの服用を中止することで、排卵が再び始まり妊娠できる状態になります。排卵は服用中止後、1か月以内に再開することが多いようです。

ピルを飲むと、体の中は「妊娠している」ような状態のホルモンバランスになります。わざと妊娠しているような状態にすることで、排卵を止めるのがピルのしくみです。

参考サイト : ピルを飲むと不妊治療が必要な体になってしまうのか

服用中に出血したけど飲むのをやめた方がいい?

低用量ピルを飲み始めてから、体内のホルモンが安定するまでは、性器出血が見られることがあります。服用初期の出血は、通常の場合1か月以内に治まるので、そのまま様子を見てください。

一方で、子宮頸がん、子宮頸管ポリープ、膣炎、子宮頸部びらん、卵巣出血などによる出血の可能性もあります。出血が止まらない場合は医師の診察を受けるようにしましょう。また、半年~1年に1度は、子宮がん検診などの健診も受けるようにしましょう。

低用量ピルの1相性と3相性はどうちがう?

1相性と3相性の違いは、1シート中のホルモン量が一定のものか、3段階になっているかです。

1相性は、低用量ピル1シート中に含まれているホルモン量がすべて同じになっているものをいいます。

3相性は、1シート中のホルモン量が3段階に変化しているものをいいます。

ピルを服用していない場合、女性の体内では月経周期に合わせて、女性ホルモン量は日々変化しているのです。たとえば、生理から排卵の間は、卵胞ホルモンであるエストロゲンの分泌が盛んになり、排卵後は黄体ホルモンであるプロゲステロンの分泌が多くなるといった具合です。

避妊やPMSなどの効果は、1相性と3相性に違いはないですが、3相性の方が通常の女性の体に近いホルモン組成となっているので不正出血などの副作用が少ないという特徴があります。

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